KOKIAライフ

と行ってもいいぐらいに最近はコキアさんの曲ばっかり聴いています。
本当にいい曲がいっぱいありすぎてリストなんて作れないぐらい。

そんな中、一番のお気に入りは「大事なものは目蓋の裏」。
私の中ではこの曲は自殺者と残されたものたちのためにあるようなものと感じています。

中でも

＊〝迷子の私は出口を捜して　我ム者ラに茨を歩く
流れるこの血は溢れた感情
どうしてこんなに焦っているの？〟

＊〝逝ってはダメよ　逝ってはダメよ
楽園なんてどこにもないわ〟

が自殺志願者と残された人たちの心の言葉のように感じることが出来る。
ほかにも
＊〝私はここよ　ここに居るの
厚い雲がすぐそこまで来てるわ
眠ってはだめ　眠ってはだめよ
虚ろな目がまばたきを始める　　夢を見るにはまだ早いわ・・・〟
などがお互いのやり取りのような感じ。

だからといってこの曲がただ暗いものじゃなく、お互いにもっと考えましょうという風に考えられる。
自殺しようと死にたいと考えている人には残されるものの悲しみを。
彼らが普段は態度にしなくてもあなたたちのことを思っているのよと。
自殺しようや死にたいといっている人が傍にいる人たちには彼らの心の叫びを。
きっとどこかで彼らは救いを求めているんだってことを。
そう感じることの出来る曲だと思います。
まぁ、私の中ではそう感じているけど、聴く人によって歌詞の意味が変わるんですけどね。

彼女の曲は本当に素敵なものがたくさん。
落ち込んだときには励ましてくれる曲が。
うれしいときにはもっと幸せにしてくれる曲が。
なにかにイラついているときには癒してくれる曲がと本当にそのときの気分に合わせてくれているかのような曲がたくさん。

そんな中、数年前に亡くなった祖父母たちに捧げたい曲「ありがとう…」


＊引用はKOKIA大事なものは目蓋の裏